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2006年5月25日 (木)

天使突抜一丁目 ―― 着物と自転車と

以前から気になっていた本をようやく買った。通崎睦美さんの京都での生活をまとめたエッセイだ。

副題にあるように着物を着て京都の町を気持ちよく走る写真が何点か掲載されている。そのどれもが、黒塗りの実用車とマッチし、自転車が着物を引き立てているのか、はたまた着物が自転車を引き立てているのか絶妙のバランスである。

京都を題材にしたメジャーな雑誌のほとんどは首都圏主導で作られていて京都で住んだり、仕事をしている者から見ると、上っ面しか見ていないようであまり見る気はしないが、この本は著者の生活の楽しさがにじみ出ている。出版元の淡交社も京都関係の書籍を数多く出版されていてしっかりサポートされている。

京都在住の人なら読んでる途中に出てくるお寺やお店が頭の中の地図にすぐ出てきてとても面白いと思う。

かく言う私も京都に転勤してはや3年、初めは通り名が判らず地図を片手にうろうろしたものですが、最近は今日はどの通りを使って自転車で行こかいな。という具合。

南北と東西の通り名で中京区や上京区なら「二条油小路」、「衣棚夷川」、「東洞院錦」、「中立売室町」舌をかみそうな通り名も慣れてくると「にあぶら」、「ころえび」、「とうきん」、「なかむろ」と略して言うようになってしまいました。※これで仕事が判るかな?

そこで表題の「天使突抜一丁目」。実はこの町名下京区に本当にあるのです。堀川五條の少し西側に五條通りの北に1~2丁目、南に3~4丁目とあります。むかし、五條天神社が今より大きく当初は「天使の宮」と呼ばれていたそうだ。16世紀後半、豊臣秀吉の京都改造で町を開くため神社の広大な鎮守の森の中に道が造られた。五條天神の境内を突き抜けて出来た道、それが「天使突抜通り」となって今も地名として残っていると言うことだそうです。皆さん、祇園祭に行くときはちょっと寄り道して見に行きましょう。地元の人は、珍しくも無いでしょうけれど。

通崎睦美(つうざきむつみ)――マリンバ奏者

1967年生まれ。1992年京都市立芸術大学大学院音楽研究科終了

1991年のデビューコンサート以降、自身のコンサートをプロデュースし、毎回新しい試みに取り組んできた。また近年、アンティーク着物のコレクションでも注目されており、着物のコーディネイトや関連アイテムのプロデュースなども手がけている。

Book015 

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コメント

こんばんは!僕も着物は着ますが、自転車に乗ってみたことはないです。実用車もあることだし、こんどやってみようかな。

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